弦について

  • 1〜6弦のセットで通常は販売されています。弦が切れた場合は、すべての弦を張り替えるほうが音色にバラつきが無く良いと思います。また、切れない場合も、1ヶ月に1度程度、すべての弦を取り替えることをお勧めします。 一般的に1〜6弦のセットで、太さにより「〜ゲージ」で表します。

ギター弦の種類

  • ・エクストラ・ライト・ゲージ
    ・ライト・ゲージ
    ・ミディアムゲージ
    ・ヘビーゲージ

コーティング弦について

    弦を特殊ナノポリマーでコーティングしたものが売られていて、値段は少し高めです。エリクサー(約1575円〜1800円ほど)が有名ですが、ダダリオやマーチン各社もこぞってコーティング弦を発売するようになりました。自分はエリクサーの弦をよく購入しています。すばらしく高寿命を誇っており、新品の煌びやかな音を数ヶ月保つことができる優れものです。

弾き終わった後弦は緩めるべきか?

緩めるほうが良いとよく聞きますが、管理人はライトゲージ程度なら緩める必要は無いと思います。毎日のように弾くギターであるなら絶対に緩めないほうが良いと思います。弦のテンションによってネックがかなり動くからです。AJロッドとうネックの場合はネックの中にボルトが通っています。そのボルトによってある程度ネックのそり具合を変えることができます。ボルト周囲には空間があり、頻繁に弦を緩めるとネックが落ち着かず、ロッド自体は金属ですから、金属疲労で曲がりが生じ、隙間が大幅に増え、音が悪くなる場合があります。実際そのようになったギターを再び本来の鳴りに戻すために弦を張ってから何時間も弾かなければならなかったという経験をしたことがあります。もともと管理人は緩める派ですが、ある知り合いのリペアマンからアドバイスを受けてから緩めないようにしました。そうすると音に張りが出てきたばかりか、音量も前より安定して出るようになりました。頻繁に緩めていた時は特に1,2弦が細い音になってしまうことがありました。今では緩める、締めるを繰り返したギターはギター本来の鳴りを妨げてしまう可能性があることを痛感しています。SQロッド(断面がコの字型の金属の角材が1本、幾分1弦よりに隙間無く埋め込まれている)の場合であっても、木が安定しないので緩めないほうが良いと思います。ただし、長期間ギターをまったく弾かないのであれば、緩めておいたほうが良いでしょう。先ほどの繰り返して安定しなくなるのとはまた別問題だからです。知り合いのリペアマン曰く、もし弦を緩めずに弾いていて、ネックが反ってしまったら、その時にロッド調整を行い、弦を張った状態でギターを安定させるほうが良いと言っていました。

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